月曜美術館243
森山大道写真展 オン・ザ・ロード
国立国際美術館
2011.6.28~9.19
だんだん本格的に暑くなってきました。今年は去年ほどでもないだろうと思っていただけにいやな感じです。
森山大道は言わずと知れた写真家ですが、誌上ではなく展覧会ははじめてでした。しかもかなりの大規模展です。
展示室に入ってまずはカラー作品の部屋になります。モノクロ作品のイメージしかなかったので意外でしたが、最近の作品のようです。この部屋だけでもかなり大きな空間でしたが、展示全体に対してはまだ小さいほうで、このほかはずっとモノクロが続きました。べつにカラーとモノクロをここまで完全に分けなくてもいいのにと最初は思いましたが、作品年代別ということもあるし、結局はこのほうが展示のインパクトはあるのかもしれません。
すべてをひとくくりにはできないですが、作品として共通しているのは、広角で陰影が深いので劇的なことです。それだけに、みる側とすれば構図とかを練りに練って…と想像してしまうのですが、実際撮影している現場を追ったビデオをみると商店街を歩きながら素早く唐突に次から次へと撮っているのがわかりました。すれ違う人は唐突に撮られるのに驚いている感じでした。(これは人物が写っている写真としてどうなのかと若干考えてしまいましたが。)あと自動車のナンバーも全部くっきり写っているほど現実的なのに撮られた画面が妙に現実離れしている、という感じがしました。
ここまで大規模でなくても数点の展示でじっくり見てみるのもいいかなと思った展示でした。
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