
建仁寺法堂
祇園の商店街をすこし歩き、突き当たりに位置しています。
八坂さんはちょくちょく行くことがありましたが、この一角はほとんど来たことがなく、市内のほかの界隈よりもちょっと昔の京都、という印象です。
開山が13世紀の臨済宗の禅寺で、この法堂(はっとう)は18世紀、そして小泉淳作によるこの
『双龍図』は今世紀(2002年)です。お寺の天井画というのをみたのはこれが初めてのような気がします。
そもそも天井画はシスティーナ礼拝堂のミケランジェロの『最後の審判』とかヴェルサイユ宮殿など西洋の寺院や宮殿をイメージしますが、妙心寺の『龍雲図』(重要文化財)とか日本のお寺にもたくさんあるようです。また小泉淳作は鎌倉の建長寺にも天井画を奉納しています。
日本はモチーフを龍にしている場合が多いようです。
グルグルととぐろを巻く運動性が躍動感をあたえ、円形状にまとまり易い感じはたしかにありますが、この図は円形ではなく長方形で、108畳分という大きさとともに、お堂に入った瞬間から息を呑む迫力でした。
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